稼ぎたい看護師が定めておくべき転職条件

年収を上げたいというのは看護師に限らず、多くの人が希望することです。看護師が転職を考えた時にも、仕事をするからには稼ぎたいと希望していることがよくあります。
稼げることが重要と考えて転職する時には、どのような転職条件を設定したら良いのでしょうか。

年収を基準にして線引きをすれば良いと考えるのはもっともなことです。
転職条件の設定の仕方として最もシンプルですが、実際に転職活動をしてみると年収で考えるのにリスクがあることに気付くでしょう。なぜなら、看護師の年収は基本給よりも手当の割合が大きいからです。
残業や休日出勤、夜勤などによる手当があることで年収が引き上げられています。そのため、単純に年収を転職条件にしてしまうと、残業時間が月間80時間もあるような職場で働くことになりかねません。それでも稼ぎたいというのなら問題はないかもしれませんが、もっと無理のない働き方を選ぶに越したことはないでしょう。

重要なのは年収を基本給と手当に分けて考えることです。その内訳も加味して転職条件を定めると無理のない働き方ができます。
基本給は少なくともいくら以上必要なのか、そして、手当はどのくらいまで出してもらえれば良いのかという考え方で条件を決めましょう。すると残業や夜勤などが多すぎてつらい、という事態にならずに済みます。特に今よりも基本給を上げるという視点は重要になるので、転職条件を定める時にはまず基本給から考えるようにしましょう。